招待状に使う封筒の紙質
結婚式の招待状を送るために使う封筒は目上の方にも送ることを考えて、失礼に当あたらない紙質で作られたものを選ぶと良いでしょう。節約のために薄いペラペラな紙質のものにしてしまうと、やはり安っぽい印象になってしまいますし、目上の人に送るものとしては失礼にあたります。
結婚式の招待状に使う紙として、ふさわしいと言われているのは「コットンペーパー」です。コットンやリネンから作られた紙で、欧米ではフォーマルな場にふさわしいと使われています。自然な風合いが特徴的な紙質です。
他にはマーメイド紙・エンボスペーパーなども向いています。
マーメイド紙はさざ波のような加工が表面にされています。エンボスペーパーはマーメイド紙よりも表面にでこぼこの加工が施されており立体的です。
インジェットプリンタやレーザープリンタに対応しているものが良いのであれば、アラベールという上質紙もおすすめです。
アラベールはさらりとした手触りの紙で、よく席次表にも使われています。
結婚式招待状をもらった時の返信ハガキの書き方の基本マナー
知人や友人や親戚などから結婚式の招待状をもらった際に、その返信ハガキの書き方にもマナーやルールがあります。招待をされたゲストのひとりとして、新郎新婦に失礼のないようにきちんとマナーを守りながら記入したいものです。
先ず、結婚式の招待状の返信ハガキは、黒の万年筆や毛筆で書くことが正式なマナーです。それ以外に黒のボールペンを使用することも問題はありませんが、黒以外の色の筆記具で記入することはマナー違反なので使用しないように気を付けましょう。
また、もし書き損じが生じてしまった場合には、二重線で訂正を行なうことがルールです。その際には、定規を使って線をひくことも大切なポイントマナーのひとつであると言えるでしょう。
さらに、「。」や「、」の句読点は、終わりや区切りを意味するものなので、おめでたい結婚式の返信には使用しないことも頭に入れておくことが大切です。
それらに加えて、結婚式の参列の返信は、早ければ早い方がよく2~3日以内中に、遅くても1週間以内にするようにしましょう。